日本の航空・宇宙のモノづくりといえば、JAXAではないでしょうか?
JAXAのWebサイトで公開されている「JAXA共通技術文書」から、開発や試験に関する文書など興味をもった文書を紹介しています。
新たな気づきもあり、私にとってよい刺激にもなっています。
宇宙で使うモノの試験について
大規模な振動試験や音響試験について学ぶ参考にもなります。
JAXAの共通技術文書「振動試験ハンドブック」で学ぶ宇宙機の振動試験
振動に興味を持つきっかけになればと思い、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「振動試験ハンドブック」についてまとめています。振動というと難しそうというイメージがありますが、ロケットを対象に具体的に書かれており、イメージをつかみやすいと思います。
JAXAの共通技術文書「音響試験ハンドブック」で学ぶ宇宙機の音響試験
音振に興味を持つきっかけになればと思い、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「音響試験ハンドブック」を紹介します。ロケットを対象に音と振動との関係についても書かれています。付録も詳しくイメージをつかみやすいと思います。
電波暗室と電磁波試験
電波暗室はJAXAにもありますが、米国空軍には戦略爆撃機がまるまる入る電波暗室があります。
米国空軍の世界最大の電波暗室での実機を使った電磁波試験
音の試験をする無響室は外からの音を遮断し、無響室の音源からの音が壁や天井などで反射しない部屋です。この無響室の電磁波版が、電波暗室です。世界最大の電波暗室米国空軍のBenefield Anechoic Facilityでの電磁波試験について、写真を使い説明します。
参考:宇宙関連開発の品質管理について
JAXA共通技術文書「品質保証プログラム標準(基本要求 JISQ9100)」
航空・宇宙のモノづくりにおいて、実際どのようなことが求められているのかを知るヒントとして、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で公開されている「JAXA共通技術文書」から「品質保証プログラム標準(基本要求JIS Q 9100)」を紹介します。
参考:パイロットに必要な工学的な知識
パイロットが学ぶのは操縦だけではありません。
FAA発行のパイロット・ハンドブック日本語版を紹介します。
小型航空機の工学的知識の参考にFAAパイロットハンドブック日本語版
国土交通省の「FAA発行のPilot’s Handbook of Aeronautical Knowledge」の和訳(仮訳)はパイロット向けのガイドブックですが、操縦だけでなく航空機の工学的な知識についてもイラストやデータを使って書かれていて分かりやすかったのでその概要を説明します。