プログラミング教育がニュースになるような時代になってきました。
とはいえ、プログラミングになじみのない方も世の中多いはずで、理系と文系、理系の中でもプログラムを扱うのは授業(講義)を除けば経験者は少ないと思います。
ここでは、
- プログラミングの思い出
- IchigoJamで久しぶりにやってみたプログラム作成
- プログラミングの学び方、始め方
についてまとめています。
プログラミングの思い出と今
私はゲームはほとんどやらないのですが、高校生の頃は友人がMZ-80にはまっていてゲームをさせてもらったり、大学では卒業研究でロボットの歩行プログラムをアセンブラで打ち込んだり、NECのPC-98でTurbo Cを使いアニメーション(線を引いて画面を切り替えることを繰り返すと動いているように見えます)を作ったりしたことを思い出します。
その後、振動制御でも当然のようにプログラムをいじることはありましたが、ゼロから作ることはほとんどなく、部分的な修正や一部機能追加といった程度だったと思います。
モノが動く振動制御実験では、プログラムを修正後初めて動かす時には、何かあればすぐに止められるよう準備して、プログラムを実行したことを思い出します。
その後、しばらくプログラミングからは離れていましたが、「IchigoJamを使ったON/OFF制御によるいちごロボの自動走行」で紹介したように、モノを動かすのはやはりおもしろいものです。
プログラミングの学び方、始め方
学び方と言うほどのものではありませんが、IchigoJamでも有名な福野さんのブログに共感する記事がありましたので、私の考えも交えながら紹介します。
福野泰介さんのブログのリンクです。
プログラミングの第一歩は、まずはモノを動かしてみるのが一番だと考えています。
高専でなぜC言語を学ぶのか?:「福野泰介の一日一創」から
まずは、この一言。
まずは、なんでもいいので、サクッと簡単に楽しいゲームが作れることを体験しましょう。
プログラミングもまずはやってみる、行動することが大切だと思います。
私の場合は、IchigoJamを組み立て、動作確認をしたら、まずは簡単な(プログラムの量が少ない)ゲームを入れて動かしました。
次に、ゲームにはあまり興味がないので、モーターのON/OFF、いちごロボへと進みました。
ただ、C言語、初めてプログラミングとしていきなり学ぶのはオススメしません。
まずは、IchigoJam BASIC、JavaScript、Python、Ruby、Unity、何でもいいので、サクッと簡単に楽しいゲームが作れることを体験しましょう。 便利なツールを使って、実現したいことを最短で実現し、もっとやってみたい!と興味を持つことが何より大事です。
コンピューターの気持ちが気になったら、コンピューターの構造(アーキテクチャ)、マシン語、C言語、現代言語の順に学ぶのがオススメです。
マシン語を触ってコンピューターの真の力を体感し、ちょっとしたプログラムを作るのに苦労してもらった上で、C言語のコンパイラに触れると、もう一度コンピューターってすごい!となれます。 もっと楽しく、もっと速く作りたい!という思いが、Python、Ruby、JavaScript、Go、Javaなどの言語を産みました。
なぜC言語を学ぶのか、それは、それらのモダン言語と言われている言語自体を作った言語がC言語だからです。
IchigoJam(BASICです)は、何といってもお手軽に始められるので、私もおすすめです。
レゴのマインドストームも楽しそうではあるのですが、それなりのお値段なので少々敷居が高いです。
プログラミングの始め方
プログラミングを始めてみようと思ったら、何をしたいのか、作りたいのかがポイントです。
プログラミングは目的ではなく、やりたい何かを実現するための手段(道具)だからです。
モノづくりとは少々勝手が違いますが、プログラミングは、まずやってみる、体験してみることから始めてみるのがよいと考えています。
繰り返しになりますが、興味をもったらまずやってみる、仕事でよく聞くPDCAではありませんが、プログラミングもまずやってみる(Doから始める)のがおすすめです。
会社でISOやPDCAという言葉を聞くことがあるかと思います。PDCAについてはこちらをご覧ください。
まとめ
ここでは、プログラミングについての思い出、プログラミングの学び方や始め方について、IchigoJamでも有名な福野さんの記事を私の考えも交えて紹介しました。