はじめての設計 実験と試験の違い、実験とCAEシミュレーションの違いについて 部品の変形などの不具合が発生すると、現物(不具合品)を観察し原因を推測して再現実験や再現試験をします。日頃、実験と試験、実験とCAEシミュレーションの違いを明確に意識して使い分けてはいないイメージがありますが実験と試験は似て非なるものです。 2024.04.22 はじめての設計
はじめての設計 3D CADの意外な役割:紙の2D図面を頭の中で3Dモデル化できない人なので 2Dの図面の部品を3Dでイメージすることは今まで当たり前だと思っていました。また、図面量が多いことへの対策も簡単にできない事ばかりで、私の頭の中も整理できていません。「2D図面の部品を3Dでイメージする」ことについて備忘録を兼ねまとめています。 2024.04.08 はじめての設計
はじめての設計 アルミ鋳物を加工して作った検証用試作品、鋳物公差でいいの? 特定の業界向けに販売していた製品を利用して、一般向けの製品を作るというアイディア(企画)が通り、実際に試作品を作って検証することになりました。設計担当者と品質管理担当者による、鋳物で加工もある試作品の公差についてのできごとについて説明します。 2024.01.08 はじめての設計
はじめての金属材料 ねじの基礎知識:小さい振動も続けば鉄のボルトも破断する 鉄製のボルトは簡単に折れるものではありませんが、折れないわけではありません。ここでは、力の大きさは小さいけれど、繰り返し力が加わることで小さな亀裂が入り、亀裂が大きくなり、やがて限界を迎えて破断する疲労破壊の例について説明します。 2023.11.27 はじめての金属材料
はじめての金属材料 ねじの基礎知識:なぜステンレス製ねじはかじり(焼き付き)やすいのか ステンレスは錆びにくいというメリットがありますが、鉄製からステンレスのねじに変更したら「かじって部品が使えなくなる」トラブルが急に増えることがあります。ステンレス製のねじ(ボルトとナット)がかじる(焼き付く)理由と対策について説明します。 2023.11.13 はじめての金属材料
身近な高校物理 空母艦載機のカタパルト射出の加速度を高校物理の知識で計算してみる 国立理系を目指していた高校時代、苦手意識を持ったのが物理でした。学校の勉強は役に立たないとはよく聞く話ですが、たまには使うと便利なこともあります。高校物理の等加速度運動の知識で、空母艦載機のカタパルト射出時の加速度を計算します。 2023.09.18 身近な高校物理
はじめての設計 はじめての設計:設計と製図の違いや関係を意識する 設計と製図、あまり意識的な使い分けはしないようですが、設計と製図をする人とではイメージに違いがあります。設計する人はQCDのバランスとり図面を仕上げ、製図する人はトレーサー、CADオペレーターあるいはモデラー。設計と製図の違いについて説明します。 2023.08.21 はじめての設計
はじめての設計 はじめての設計:会社の規模と設計プロセスの違いについて 会社の規模により大きく違う日本のモノづくりフローについて説明します。設計に時間をかければ製造不良やクレームが少なくなるいわれますが、時間をかけ過ぎれば他社に仕事を取られてしまいます。効率のよい設計がモノづくりビジネスの勝敗を左右します。 2023.08.07 はじめての設計
はじめての設計 設計資料のすすめ:図面・仕様書につながる設計者の設計検討記録 図面さえあればモノは作れるという声もありますが、設計のアウトプットは図面だけではありません。設計者は、お客様の要求などを設計のインプットとして受け取り、設計案を考え図面を完成させています。設計者の検討した記録「設計資料」について説明します。 2023.07.03 はじめての設計
はじめてのCAE CAEの考え方:飛距離を伸ばすゴルフクラブって何だろう バットの振動解析で、ホームランの手応えの無さやつまった時のしびれの理由について調べた様にゴルフクラブの振動解析をしたことがあります。飛距離の伸びるドライバーのシミュレーションについて、私の思考過程(どの様に考えたか)を時系列で説明します。 2023.01.30 はじめてのCAE