制御についての投稿を始めました。
ある程度予想はしていたのですが、思っていた以上に振動制御の説明は難しいなと感じています。
なぜ振動制御の説明は難しいのか?
何冊か参考書籍も紹介していますが、正直なところある程度の知識がないとこれらの書籍を始めから読むのは少々しんどいかもしれません。
このブログの構成を考えていた頃、振動制御を含めるためには、モデリング、制御系設計、モード解析は欠かせないので、
- 実験・計測からの振動解析(実験モード解析)
- シミュレーション(FEM)による振動解析(固有値解析)
についてある程度説明した後で、制御についてまとめることにしました。
振動制御についてまとめ始めてみると
ところが、いざ振動制御についてまとめ始めてみると、
- 正確性には目をつぶり分かりやすく説明したいのに、次々と出てくる専門用語、
- かといって専門用語を使わないことには文章が進まない。
- あれもこれもと説明が必要なことが多く、文章もまとまりがなくなり何を伝えたいのか分からなくなってくる。
- 文章量が増え過ぎたので原稿を分けて書いてみたものの、今度は重複が気になってくる。
はかせ
力量不足を痛感しています。
振動制御についてまとめようと思ったわけ
振動について知っている人を1人でも増やしたい。
そうすることで、振動に悩み忙しく飛び回っている方の助けになるのではないかとの思いは変わっていません。
このため、振動、実験モード解析やFEM(固有値解析)について、数式や専門用語をできるだけ使わないように心がけてきました。
この思いは今も、そしてこれからも変わらないと思います。
同じような内容の文章も出てくるとは思いますが、いろんな切り口で説明しようとしている結果なので、ご了承ください。
振動制御については、動吸振器を使ったバットの制振、1自由度系モデルによるアクティブ制振について紹介する予定です。