久しぶりの「人とくるまのテクノロジー2023」から早いもので1年が過ぎました。
2023年に引き続き、「人とくるまのテクノロジー展2024(2024年5月22日~24日の横浜展示会)」に行ってきました。
2023年は、久しぶりだったで今のモノづくりの技術を広く浅く知るために行きました。
今年も全体的にみてこようと思いつつ、ISOの審査とも重なり、最終日に2時間ほど見学となりました。
音振の仕事をしていた頃の知人との再会もあり、思うところをまとめました。
人とくるまのテクノロジー展とは
「人とくるまのテクノロジー展」は自動車業界向けで、自動車技術会の春季大会も同時期に開催されています。
自動車業界で使われている技術や製品には幅広いものがあり、現在使われている様々な製品も見ることができる展示会です。
2024年のテーマは、次の通り。
Co-Create!
未来をともに創りだそう
展示そのものは各社売れ筋や売りたいもの、新製品のお披露目、海外メーカーの出展や講演会も開催されます。
人とくるまのテクノロジー展2024の感想
今年は、最終日に2時間ほどの見学となりましたが、
最終日の午後ということもあってか、人が多かったです。
ホワイトボディの展示があったので、じっくり見たいと思っていたのですが、こちらは断念して、テスティングに関するブースを主に見てきました。
自動車メーカーは、ノースでの展示となっていて、展示ホールとは雰囲気もちがいましたが、こちらも人が多かったです。
時間が限られていましたが、音振関連で気になるブースだけ旧知の方と話をしたり、若い人の展示説明を聞くこともでき、行ってよかっと思っています。
音振関連の印象に残った新製品について感想をまとめておきます。
ローノイズマイクロホン(小野測器製 MI-1282M10)
最初は、「マイクロホンの新製品てなんだろう?」と思っていましたが、結構な優れもののマイクロホンでした。
マイクロホンの性能を活かすためには、計測ユニットも重要になってきますし、計測環境や条件も注意が必要にはなりますが、これまで計測できなかった音のデータを得られるのかもしれません。
高性能のマイクロホンをいかした事例が出てくると、経験豊かで用途を想像できる方だけでなく、音振で困っている方に対して、解決の糸口やヒントとなるきっかけとなるようなこともあるのではないかと思います。
無線計測システム(小野測器製 WC/WT/WVシリーズ)
音振ではなく、温度や電圧の計測をワイヤレスでできるシステムです。
温度をワイヤレスで監視(モニター)したいというニーズはあるようで、温度監視だけであれば付属ソフトでできるようで、コンパレータ機能と組み合わせたい様な場合には、ユーザー側でプログラミングして使えるようです。
音振のワイヤレス計測はかなり敷居が高いのですが、温度をワイヤレスで計測できるとメーカーとしてはユーザー層が広がることになりそうです。
また、電圧をワイヤレスで計測できるのであれば、温度に限らず様々なセンサーなどの信号(電圧)をワイヤレス化できるので、この方向でのユーザー層の広がりも期待できるのではないかと思います。
まとまりのない話となりましたが、昨年に引き続き、人とくるまのテクノロジー展見学についてまとめました。
海上裏手で一息
展示会も3日目になると、会場外などではお疲れの出展者の方が増えてきます。
見学していて一休みするなら、人の少ない会場裏手の公園(臨海パーク)から海を見るのが私のお気に入りです。
図 パシフィコ横浜裏手の臨界パークにて
まとめ
久しぶりの「人とくるまのテクノロジー2023」から早いもので1年が過ぎました。
2023年に引き続き、「人とくるまのテクノロジー展2024(2024年5月22日~24日の横浜展示会)」に行ってきました。
今年は、最終日に2時間ほどの見学となりましたが、音振の仕事をしていた頃の知人との再会もあり、思うところについて、以下の項目でまとめました。
- 人とくるまのテクノロジー展とは
- 人とくるまのテクノロジー展2024の感想
- ローノイズマイクロホン(小野測器製 MI-1282M10)
- 無線計測システム(小野測器製 WC/WT/WVシリーズ)
- 海上裏手で一息