2020年12月27にIchigoJam R(RISC-V)とIchigoSandが発表され、2021年1月22日より、IchigoJam Rßの出荷が始まりました。
2021年12月23日よりPCNから出荷される「IchigoJam 組み立て済完成品 R」には、「IchigoJam BASIC 1.5.0」で出荷されます。
私は、IchigoJam開発者の福野さんのブログから知りました。IchigoJamにおもしろそうな新製品が追加されています。
2021年12月22日、IchigoJam BASIC ver1.5がリリースされています。
2021年1月22日、IchigoJam Rß出荷開始となりました。
現在予約発売中です。欲しい方はお早めに。(2021.1.10)
IchigoJam RとIchigoSandとは何なのか
IchigoJamの開発者の福野泰介さんのブログ「福野泰介の一日一創」から、以下のPCN新製品発表会の記事で知りました。
このページのIchigoJam RとIchigoSandの画像は、上記福野さんのブログから引用しています。
ブログに以下の表記があるので無断複製ではないと判断しています。
この作品は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供されています。
以下、私が気になる変更点についてまとめています。
IchigoJam R
IchigoJam Rは、CPUが変わるという大きなバージョンアップです。
特長は、
- CPUがRISC-V(ファイブ)対応
- IchigoJam BASICも動く
- 従来品のLPC1114向けのサポートは続くそうです。
- 高速
- インタープリター10倍速!
- PU周波数倍、従来比10倍!)
- USBキーボード対応
図1 IchigoJam RとIchigoSand
2021年12月23日以降、IchigoJam BASIC 1.5.0で出荷されます。
現在、「【β版】IchigoJam 組み立て済完成品 R」の予約注文が始まっています。発送予定は、2020年1月中旬~下旬となっています。
IchigoJam Rの詳しい仕様は以下のページでご確認ください。
IchigoSand:IchigoJam Rの専用ケース
IchigoJam Rの専用ケースです。
ポイントは材料、石油を使わない素材(アセテート)とのことです。
写真の通り、ケースがIchigoJam Rの基板全体をカバーしつつ外部端子等が使えるので、電子工作にも使いやすそうです。
小さいのであればmicro:bit(マイクロビット)でしょうが、BASICでLEDを点灯させたりモーターを動かせたりする手軽さではIchigoJam BASICはとても優れていると考えています。
図2 IchigoSand:IchigoJam R専用ケース
IchigoSandは次の写真の様に様々な色や模様もあるようで、買うか買わないかは別にして、プログラミング教育などではケースを選ぶ楽しみも増えますね。
図3 IchigoSandの例:このまま発売されるのかは不明?
私は単色の黒、紺色、あるいはパステルカラーだったらうれしいですが、価格重視かなと。
Zen言語はおもしろそう
上記、福野さんのブログ記事に、Zen言語についても紹介されています。
私は試したことがありませんが、IchigoJamではマシン語を使うこともできるので、組み込み系のプログラミングをしているかたなどには、おもしろいハードウェアが増えたことになるのかもしれません。
大学での卒研で4足歩行ロボットのプログラムにマシン語が使われていましたが、まるっきり英数字の記号で意味が分からなかったことを思い出しました。
まとめ
2020年12月27日にIchigoJam R(RISC-V対応版)と専用ケースIchigoSandが発表され、2021年1月22日より、IchigoJam Rßの出荷が始まり、2021年12月23日よりPCNから出荷される「IchigoJam 組み立て済完成品 R」には、「IchigoJam BASIC 1.5.0」で出荷されます。
ここでは、以下についてまとめました。
- IchigoJam RとIchigoSandとは何なのか
- IchigoJam R
- IchigoSand:IchigoJam Rの専用ケース
- Zen言語はおもしろそう