ガンプラの電飾をきっかけに、久しぶりにIchigoJamを触り始めました。
使いたいと思った時にいちいち接続するのが面倒なので、A4のファイルケースにIchigoJam一式を入れているのですが、持っていたIchigoJamは、キーボードのPS2-USB変換コネクタが邪魔になるため、IchigoJam-Sを購入しました。
ここでは、IchigoJam-Sと最新のIchigoJam 1.4で追加されたキーボード切り替え機能について紹介します。
IchigoJam Sとは
下図が、購入したこどもパソコン「IchigoJam S」のはんだ付け済みの完成品です。
図1 IchigoJam S
下図は、すでに持っていた「IchigoJam U」です。
- 下図右上の黒い部分がPS/2コネクタです。
- PS/2コネクタ上の黒い部分はMapleSyrup(めいぷるしろっぷ)に付属していた絶縁用のゴムシールです。
- CN5コネクタもMapleSyrup付属品です。
- 4隅のネジとナットは、付属品ではありません。
図2 IchigoJam U
見て分かる大きな違いは次の3点です。
- 上図中央のCPUが面実装タイプに変更
- 上図右上のPS/2キーボード端子が、USBタイプに変更
- 付属していた圧電サウンダーが、上図の中央上部に実装済みに変更
これ以外の改良点等を列挙します。
- スライドスイッチの部品を壊れにくいものに変更
- 大きさやソケット幅は、従来通りでユニバーサル基板に対応
- MapleSyrupなど既存の拡張ボードも使用可能
注意点としては、
- PS/2キーボード用のコネクタがUSBになっていますが、USBキーボードは使えません。
- USB&PS/2キーボードと明記されているキーボードを使います。
IchigoJam BASIC Version 1.4.2
2020年2月18日に、IchigoJam BASIC version 1.4.2がリリースされています。
IchigoJam 1.4については、以下のページをご参照ください。
IchigoJamのファームウェアのアップデートについては、以下のページをご参照ください。
日本語キーボードとUSキーボード切替機能
IchigoJam BASIC version 1.4は、日本語キーボードとUSキーボードを切り替えできるようになっています。
IchigoJamのファームウェアには、
- 日本語キーボード用
- USキーボード用
- 日本語キーボード/USキーボード切り替え可能版
があります。
私の場合は、IchigoJamのファームウェアは、
- ファイル形式は、hex
- 使用するモニタは、日本なのでNTSC TV(60fps)
- USキーボードは、US
となるので、
- ichigojam-ntsc-uskbd.hex
を選びます。
- bin形式もありますが、私はhex形式を使っています。
購入した「IchigoJam S」は、日本語キーボード/USキーボード切り替え可能版がインストールされていました。
LRUN3
と打ち込むことで、日本語キーボードとUSキーボードを切り替えることができました。
まとめ
A4ファイルケース一体型にしようと思い「IchigoJam S」を購入しました。
ここでは、以下の項目について説明しました。
- IchigoJam Sとは
- IchigoJam BASIC Version 1.4.2
- 日本語キーボードとUSキーボード切替機能