秋月電子通商で購入したのワイヤレス給電ユニットとワイヤレスLEDでは、ガンプラの電飾(LEDの組み込み)では、給電ユニット(コイル)とワイヤレスLEDとの距離が短く、これに対応するには別のワイヤレス給電ユニットから作るしかないと考えています。
秋月電子通商には、チップLEDを使ったLEDストリングという商品もあります。
LEDストリングをガンプラに仕込めば、半田ごてを使わずにチップLEDを使った電飾ができます。
ここでは、このLEDストリングを使ったガンプラの電飾について紹介します。
LEDストリングについて
秋月電子通商のLEDストリングを下図に示します。
LEDストリングは、約1(m)の長さがあり、20個のチップLEDが55mm間隔で取り付けられていて、電池ボックス(単3電池3本)のスイッチでON/OFFでき、なんと税込350円(2020年2月現在)です。
色は、上図の白色の他、黄色、赤色、青色、緑色があります。
なお、電池ボックスに入っているエネループは、私が持っていたものを使っています。
図1 LEDストリング
点灯させた状態を下図に示します。
結構明るいです。
図2 LEDストリング 点灯状態
LED3個分の点灯、消灯状態の写真を以下に示します。
図3 LEDストリング:LED3個分
図4 LEDストリング:LED3個分 点灯
ガンプラにLEDストリングを組み込んでみる
早速、LEDストリングをガンプラに組み込んでみます。
ワイヤレスLEDの実験で使用したHGズゴックの腕部分に組み込んでみました。LEDの明るさは十分です。
下図は、HGズゴックの腕とバックパックに組み込んだ例です。
中央のバックパックでは、バックパックの側面から光が漏れています。
図5 LEDストリング仮組:HGズゴックの腕とバックパック
下図は、HGズゴックの爪部分に組み込んだ例です。
左が暗いのですが点灯状態、右は爪の基部のパーツ(赤い部分)の中心に穴を開けたLED組み込み前の図です。
ワイヤレスLEDをもっと爪の先端部分に設置すれば下図よりも明るくできますが、遮光対策も必要になってくるので、私の技量ではこの程度までが限界です。
図6 LEDストリング仮組:HGズゴックのメガ粒子砲
ストリングLEDは、LEDが小さいだけでなく配線部分も細いため、
- ガンプラ内部に組み込む
- 点灯させたくない部分のLEDを遮光する
といった加工すれば、ワイヤレスLED(コイル付きのチップLED)をガンプラ内部に仕込むよりは、チップLEDと配線しかないためかなり小さくなりますので簡単にガンプラに仕込むことができます。
また、ワイヤレスLEDの配線部分も細いので、見えない場所に配線を通してしまえば、かなり自由なポーズをとることができます。
私の技量では、小さいとは言えコイル付きのワイヤレスワイヤレスLEDを組み込むよりは、工作の難易度も低いように思います。
もちろん、ストリングLEDの配線は細いので、取り扱いには注意が必要ですが、ガンプラを手軽に電飾するには便利だと思います。
ということで、仮組なので上体と左腕だけですが、HGズゴックに青色のストリングLEDを組み込み例を紹介します。
ワイヤレスLEDとは違い、設置場所にLEDの明るさが影響されないのはストリングLEDを使うメリットだと思います。
実験に使用した部品の紹介
2020年1月現在の情報です。
購入の際は、秋月電子通商のホームページをご確認ください。
秋月電子通商<http://akizukidenshi.com/>
品名 | 通販コード | 価格(税込) |
---|---|---|
LEDストリング/ジュエリーライト 白色(4.5V) OSMSW520EB |
M-07871 | 1個 ¥350 |
上記の例では、電池にはエネループを使っています。
まとめ
ここでは、秋月電子通商で購入したチップLEDを使っているLEDストリングを使い、半田ごてを使わずにチップLEDを使ったガンプラの電飾について紹介しました。
- LEDストリングについて
- ガンプラにLEDストリングを組み込んでみる
- 実験に使用した部品の紹介